亡国のイージス(福井晴敏・講談社文庫)

やっと借りられた。
はっきり言って凄い。上巻を半分ぐらい費やして主要登場人物について描き、残り半分で事件発生。
そして下巻で解決へ向けての騒動が描かれる。
登場人物たちに感情が込められて生き生きと動いているのが何よりもいい。
緻密に組み立てられた小説だと思いました。
スケールもでかい。
死都日本(石黒耀)とまではいかなくても震災列島(石黒耀)ぐらいの迫力はあると思う。
というわけでかなりオススメです。