Twelve Y.O.(福井晴敏・講談社文庫)

すごく久しぶりに読んだ本の感想を書いたからどういう書式で書いてたか忘れてた。
やっぱり定期的に更新しないとダメですね。まあそういう話ではなくて。
終戦のローレライ』(映画の題名は『ローレライ』)に続いて『亡国のイージス』も映画化された福井晴敏
彼の江戸川乱歩賞受賞作がこの作品です。
乱歩の名を冠されながらなぜか社会派ミステリーが受賞することの多い同賞をとっただけに社会派っぽい雰囲気。
個人的には社会派ミステリーは好きではないのですが……
これはミステリーと言うよりもサスペンスだったので最後まで飽きずに読めました。
面白い。大風呂敷を広げていたので畳めるか非常に心配しましたがそれなりに畳めていたと思います。
前年江戸川乱歩賞の最終選考に残った『川の深さは』は更によい出来らしいのでとても楽しみですね。
とか言いつつ次は終戦のローレライⅠとⅡに挑戦してきます。
それしか借りれなかった……orz
亡国のイージス借りたかったのに……
と半分愚痴になったところで終了。